こんにちは!今回は『2歳から英語を始めるのは早い?』という疑問に答えつつ、早期英語教育の利点と注意点を詳しく解説します。
現代では、小学校3年生から英語教育が始まりますが、多くの研究や教育専門家は、早期英語学習が子どもの将来にとって非常に重要であると強調しています。
それでは、具体的に利点と注意点を見ていきましょう!
利点
言語を吸収しやすい
2歳から英語を学ぶ最大の利点は、子どもの脳が言語を吸収しやすい「ゴールデンエイジ」にあることです。
この時期に新しい言語に触れることで、発音やアクセントも自然に身につきやすくなります。
科学的な研究でも、幼少期に複数言語を学ぶことで言語習得が容易になることが示されています。
実際に、私の息子は2歳1か月で親の言ったことを真似し、友人の娘は2歳半で英語の歌を歌い始めました。
家庭ごとに異なるタイミングで言語吸収の効果が現れていました。
ある日、冗談で『Oh my God』と言ったことも真似していました。
また、「apple」や「banana」といった基本的な単語もすぐに覚え、発音も非常にクリアです。
このように、子どもの言語吸収力の高さを実感しました。
大人になってから英語を勉強すると、日本語にはない母音が多いため、これらの音を聞き取るのが難しいことがあります。
しかし、幼少期から英語に触れていると、この問題を避けることができます。
遊びを通じて学べる
2歳児は好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することが大好きです。
英語学習も例外ではありません。
絵本や歌、ゲームを通じて英語に触れることで、楽しみながら多くの言葉やフレーズを習得することができます。
英会話教室に行くもよし、音楽を聴くもよし、YouTubeを観るもよし。
音から学べるのでメリットです。
特に、子ども向けの英語教材は視覚的にも聴覚的にも魅力的なものが多く、子どもの興味を引きつけやすいです。
また、遊び感覚で取り組むことで、長時間にわたって学習を続けることができ、自然と多くの語彙や表現を覚えることができます。
時間にゆとりがある
幼児期は、学校や宿題に追われることがないため、英語学習に多くの時間を割くことができます。
例えば、2歳(4月生まれだと仮定して)から小学校入学までの4年間、1日30分の学習を続けると、合計で730時間になります。
始めるのが遅ければ、その分1日あたりの学習時間が増えてしまいますが、幼児期からスタートすることで無理なく継続できるでしょう。
1日30分は長く感じるかもしれませんが、楽しく学べる環境を整えることで効果的に続けることができます。
家族との日常生活の中で自然に英語を取り入れることができ、例えば、朝の挨拶を英語にしてみたり、遊びの中で英語の単語を使ってみたりと、無理なく学習を進めることができます。
また、幼児期に英語に触れることで、将来的な英語学習の基盤を築くことができ、小学校以降の学習においても大きなアドバンテージとなります。
注意点
日本語がおろそかになってしまう
2歳から英語を学び始めると、日本語の発達に影響が出るのではないかと心配する人もいます。
実際、複数の言語を同時に学ぶことで、どちらの言語も中途半端になるのではないかと不安を抱く親もいます。
しかし、バイリンガル教育に関する研究では、適切にサポートされた場合、二つの言語の発達が相互に良い影響を与えることが多いとされています。
親がしっかりとサポートし、バランスよく日本語と英語に触れさせることで、この問題は軽減されます。
家庭で日本語を使う時間を確保し、子どもが自然に日本語を習得できるよう心掛けることが大切です。
例えば、家庭内での会話は基本的に日本語を使用し、1日10分程度の短い時間を見つけて英語の絵本を読んだり、英語の歌を歌ったりすることで、無理なく英語のスキルを少しずつ伸ばしていきましょう。
英語が嫌いになってしまう
小さな子どもにとって、新しいことを学ぶのは楽しいことですが、無理に押し付けられると嫌いになってしまうリスクがあります。
子どもが明らかに嫌がっている場合は、一旦休憩を取ることも大切です。
例えば、毎日英語の勉強を強制すると、子どもが嫌がることがあります。
子どもが楽しんで英語に触れられるような環境を作ることが重要です。
長く続けることが大切なので、子どもが乗り気でない時は無理にやらせないようにしましょう。
例えば、英語の歌をバックグラウンドで流したり、好きなアニメを英語版で見せたりする方法があります。
継続が難しい
英語を早くから学び始めても、続けることが難しい場合があります。
例えば、毎日のルーティンに英語の時間を組み込むのが難しかったり、子どもが興味を持たなくなってしまったりすることもあります。
英語を学び続けるためには、楽しい方法を見つけて続けることが大切です。
親自身が楽しむことで子どもに良い影響を与えたり、英語の絵本を一緒に読む時間を作ったり、英語の歌を歌ったりすることで、日常生活に英語を取り入れる方法を工夫しましょう。
例えば、毎週末に家族で英語を使ったゲームをする時間を設けることや、英語での日記を書かせるなどの工夫が考えられます。
また、幼稚園や保育園でも英語を使う機会を作ることで、継続的に英語に触れることができます。
幼稚園でペラペラに話せるようになっても、その後に英語を勉強しないと忘れてしまいます。
子どもは吸収が早い一方で、忘れるのも早いです。これだとちょっともったいないですね。
まとめ
2歳で英語を学ばせることには、さまざまな利点と注意点があります。
しかし、親がしっかりとサポートし、楽しみながら学べる環境を整えることで、子どもの成長に大いに役立つでしょう。
早期英語学習の利点としては、言語吸収のゴールデンエイジを活かせること、遊びを通じて学べること、そして時間に余裕があることが挙げられます。
一方、注意点としては、日本語の発達への影響やストレスになる可能性、継続の難しさが考えられます。
しかし、適切なサポートとバランスの取れたアプローチで、これらの注意点を最小限に抑えることができます。
結局のところ、英語学習は無理強いせず、楽しみながら進めることが一番です。
子どものペースに合わせて、英語を学ぶ楽しさを共有しましょう。
次回は「子どもにどうやって英語を学ばせるか?」について書こうと思います。
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