お子さんに英語を習わせようか迷っていませんか?
英語を学ぶことの重要性はよく言われますが、実際にどんな恩恵があるのか気になりますよね。
今回は、子どもが英語を学ぶことで得られる4つの大きな恩恵と、パパの失敗エピソードを交えながらご紹介したいと思います。
この記事を通じて、英語教育の価値を再確認し、具体的な行動に移すきっかけになれば幸いです。
子どもが英語を学ぶことで得られる4つの大きな恩恵
1. コミュニケーションの幅が広がる
なんといってもこれが一番かと思います。
英語を学ぶことで、子どもたちのコミュニケーションの幅が大きく広がります。
・友達の輪が広がる
英語ができると、外国人の友達も作りやすくなります。
多様な文化背景を持つ友人と接することで、視野が広がります。
・外国人観光客を助ける
観光地で困っている外国人を見かけたとき、子どもが英語で話しかけて手助けできるのは素晴らしいことです。
・海外旅行が楽しめる(危険も回避できる)
英語ができると、海外旅行中のコミュニケーションがスムーズになり、危険を回避するための情報も自分で取得できるようになります。
2. 世界中のコンテンツを楽しめる
英語が理解できると、世界中のコンテンツが楽しめるようになります。
・海外のYouTubeを楽しめる
英語で配信される動画やチャンネルを直接楽しめるようになり、情報の幅が広がります。
・インタビューや音楽、洋画も
好きなアーティストのインタビューや洋楽の歌詞、洋画のセリフを直に楽しめるようになります。
翻訳では伝わらない微妙なニュアンスも感じ取ることができます。
3. 職業選択の幅が広がる
英語を学ぶことで、将来の職業選択の幅も広がります。
・英語を使う仕事
通訳や翻訳、国際ビジネスなど、英語を活用する職業に就くことができます。
・他の分野でも英語が役立つ
音楽や芸術、科学や医療など、様々な分野で英語が必要とされる時代です。
英語ができると、例えば医者や教授なら海外の最新論文も読めるようになるし、音楽では英語の歌詞を書けるようになります。
具体的な職業例としては、国際企業のマーケティング担当や外交官、研究者なども挙げられます。
4. 認知能力の向上
子どもに英語を始めさせる理由として1~3だけで十分と思う人もいれば、モチベーションとしてはちょっと弱いなぁと思う人もいるかもしれません。
パパは後者でした。
しかしそんなときに、ある本に出会って考えが変わりました。
『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』という本を読んで、英語教育が子どもの認知力を高めることに興味を抱きました。
近所の図書館で借りて読んでみたのですが、これなら子供に英語を習わせてみてもよいかなと後押しになりました。
英語を学ぶことは、認知能力の向上にもつながります。
この本では二言語を話す子どもが一言語を話す子どもよりも問題解決能力や創造性が高いという研究結果が紹介されていました。
パパの失敗エピソード
さて、ここからはパパの失敗エピソードを共有します。
英語ができなくて困った経験があるので、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーションがうまくいかなかった経験
・仕事での苦労
仕事で海外の製品を使う場合、海外の担当者とやり取りすることが必要になります。
パパが以前担当したプロジェクトでは、海外のクライアントと製品の細かい仕様について問い合わせる必要がありました。
しかし、英語が十分に話せなかったため、電話でのコミュニケーションは避け、チャットでのやり取りのみとなりました。
時間をかけて文章を作成してもニュアンスが伝わらず、何度もやり取りを重ねることが頻繁にありました。
この不毛なやり取りにより、プロジェクトの進行が遅れたことも少なくありません。
英語ができれば、直接電話で迅速かつ的確にコミュニケーションを取ることができ、誤解や無駄なやり取りを減らすことができます。
その結果、プロジェクトの進行もスムーズになり、大きな成功を収めることができます。
英語ができることで、クライアントのニーズを直接理解し、迅速かつ適切な対応が可能になります。
それにより、職場での評価も高まり、より良い成果を生み出すことができます。
・旅行中のトラブル
旅行中にトラブルが発生することもあります。
例えば、アメリカのホテルに宿泊していた時、突然フロントから部屋に電話がかかってきました。
何を言っているのかわからず「yes, yes」と言ってしまい、不安な気持ちになりました。
幸い、英語が話せる友人が一緒だったので、彼が電話に出て、レンタカーのライトがつきっぱなしになっていることを教えてくれました。
彼のおかげで、すぐにライトを消しに行くことができ、トラブルを回避できました。
英語が話せることで、このようなトラブルも冷静に対応できるようになります。
コンテンツを楽しめなかった経験
・洋画の理解
吹き替えを見てようやく内容がわかるものの、2回も見ると満足してしまい、もう一度見る気にはなりませんでした。
・日本語訳では伝わらない感情
例えば『グッド・ウィル・ハンティング』のロビン・ウィリアムズが「It’s not your fault.」と何度も繰り返すセリフ。
言葉にすると「君のせいじゃないよ。」なんですが日本語訳では伝わらない感情が、英語で聞くと胸に響いたのを覚えています。
翻訳ツールに頼らざるを得なかった経験
AIの分野では、最新の研究論文はほとんどが英語で発表されます。
急速に進化するAI技術の最前線に立つためには、これらの英語論文を直接読む能力が必要不可欠です。
パパがAIの研究に携わっていた際も、日々発表される新しい論文はすべて英語で書かれていました。
翻訳ツールを使うことも一つの手段ですが、技術的な専門用語やニュアンスが正確に伝わらないことが多々あります。
例えば、翻訳ツールを使ってAIの論文を読んだ際、重要なポイントを誤解してしまい、プロジェクトの進行に支障をきたしたことがありました。
このような状況を避けるためにも、英語で書かれた論文を直接理解する能力は欠かせません。
直接英語を理解することで、最新の知識を常に取り入れ、職場での評価が高まり、キャリアアップのチャンスも増えます。
翻訳ツールは便利なサポート役ですが、最終的には自身の語学力が重要なのです。
パパのちょっとした成功談
現地交流の楽しさ
友人と海外旅行に行った時のことです。
アメリカの小さな町のホテルで朝食のバイキングを取っているとき、外国人に話しかけられました。
英会話教室に少し在籍していたことがあったので、頑張ってヒアリングしていると単語、単語はわかりました。
その地元の人は、観光ガイドには載っていない、美しい夕日が見えるスポットを教えてくれました。
実際にその場所に行ってみると、観光客の姿はなく、静かでとても美しい景色が広がっていました。

グランドキャニオンの夕日
このような交流は、ガイドブックには載っていない情報を得る貴重な機会となり、旅行の思い出がより豊かになったのを覚えています。
まとめ
いかがでしたか?子どもが英語を学ぶことで得られる恩恵は非常に大きいです。
コミュニケーション能力の向上、コンテンツの楽しみ方の広がり、職業選択の幅、そして認知能力の向上。
確かに英語学習は時間と努力が必要ですが、その先にある多くの喜びを考えると、挑戦する価値は十分にあります。
特に子どもにとって、早い段階で英語を学ぶことは将来の可能性を広げ、豊かな人生を送るための大きな基盤となるでしょう。
英語を学ぶことは、単なるスキル習得ではなく、未来への投資です。
親として、子どもの未来のために英語教育を検討してみてはいかがでしょうか?
始めるタイミングが気になる方もいるかと思いますので、次回は「2歳からだと早い?」という記事を書こうと思います。
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